COOL RUNNINGS

最近特に感じる、UK ROOTSの音源などが沢山再発、コンピものなどの目立ったリリースが多い
イギリスのブリストルはサブカルチャーがとても根付いている街らしく、私自身はイギリスには行った事はないが、
レゲエやダブ、パンク、スケートボード、BMX、自転車がとても盛んで、とても奥が深い街だと聞く
港町らしいドンヨリした、陽が当たらない街というイメージがある、そのイメージが先行しすぎるのもいただけないが、そのイメージが、アンダーグランドな感覚にさせてくれて、流行とは無縁でとてもクールでレベルな気持ちにさせてくれる、僕で言うかっこいいという事だ！


１９８０年代初期に白人の若者達から始まり、そのあとにセントポールの黒人ミュージシャンを集めて始動した、混血バンドです、この作品には、当時１２インチ一枚だけリリースした収録曲を中心に８３〜８５年の録音を収録しています、
彼等の活動は地道に３０年間続いており、レコーディングもコンスタントにしていたので，音源はとても豊かにのこしていてくれているみたいだ、一度もアルバムをださなかった経緯はわからないけど、おそかれはやかれこうゆう形でのデビューができたのだから，続けてきた意味はある、やはり継続は力なり、なのでこの作品が彼等のデビューアルバムなのです！
当時はUKラヴァーズなどが多く流れていたため、その流れに乗ったかは、僕には到底わからない事だが、いま現在のデジタルサウンド、NEW ROOTSなカンジではなく、本当生バンド！バンドってかんじです、、


BLACK SLATE,BLACK ROOTS REGGAE REGULAR,当時のASWAD等を聞き込んでいる方ならすぐに好きになると思う、メロウでとても聴きやすい，だがジャマイカ産のレゲエとは又違う、どこか都会的で，地下のライブハウスばかりで，演奏しているどこか冷めていて，攻撃的、音は陽気に聞こえるが，人種、宗教，愛などリアルに体現させてくれるような音、、そう，レベルミュージックとはこの事，，僕にはたまらないく大好きな一枚でもある、


実際、表現が僕はうまくないので、どう書いていいかわからないが、これがレゲエだよ！
ライブ音源も収録されているので，当時の感じがすこしは感じ取れるといいとおもう、
ブリストルのバンドの中でも特に長い活動歴を誇るクールランニングス
地元以外では，あまりライブ活動も行っておらず、前文にも書いたが、リリースも１２インチ一枚のみ！こんなにすばらしいスキルがあるのに地下に隠れたまま、、
これが世間に｀ブリストルの秘宝｀と呼ばれている由縁なのは間違いない、


ぜひ一枚とって、聴いてほしい！


高岡　雄大