ページビューの合計

2011年8月24日水曜日

ALBOROSIE


白い肌にブロンドの髪を持つイタリア人アーティスト、アルボロジー彼はイタリア南部のシチリア島の出身、彼がレゲエ、ジャマイカに心惹かれたのには生まれ育った環境が大きく作用していると言える
シチリアはマフィアに代表されるリアルバッドマンの島であり、ジャマイカにおけるギャングスタの意味合いと非常に良く似ていらしい、こうした文化の共通点も彼の音楽に多くの影響を与えている。
ジャマイカに来たばかりの頃はあまり良い呼ばれ方をしなかったという彼はポジティブなイメージを付ける為にAlを付け足したそうだ。しかし本当の意味については本人は語ろうとしない。 

若くしてギター、ピアノ、ベース、ドラムといったミュージシャンとしての才能を開花させたアルボロジーは1993年、レゲエナショナルチケッツを結成。BMGとも契約を果たし、ツアー、リリース等を精力的に行っていった。2000までの活動期間において制作した8枚のアルバムが20万枚ものセールスを記録したこのバンドは、この功績によって1999年にはサンスプラッシュ(Sunsplash)、2000年にはサムフェストといったビッグ・フェスティバルへの出演を果たした。 

こうした経歴をみても分かる様にイタリアでプロミュージシャンとしてこれ程のキャリアを築き、成功を手にした彼であったが、本物のヴァイブスを経験するべく人生を一新、両親の反対を押し切ってジャマイカ移住を決意する。この時アルボロジーは自ら経営する店舗、レコード・レーベル、所有物を全て売り払い故郷を後にしている。 


2007年にはKingston Town、Sound Killer、Rastafari Anthem、Slam Bamといったヒットを自身のフォワードレーベルからたて続けに発表、引き締まったワンドロップサウンドを展開しROOTS ROCK REGGAE DUBをジャマイカ音楽の歴史と共にしっかりと受け継いだサウンドを展開している。

0 件のコメント:

コメントを投稿